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今日はついに念願のチェルノブイリ原発見学だ。

福島事故以来、(元)職業柄ずっと訪れてみたかったチェルノブイリ原発についに行ける。


クラクフの宿で一緒に飲んだポーランド人から「あの時語ったチェルノブイリの映画のURLを送るよ」とメールが届いていた。

メールによると彼とチェルノブイリやフクシマについて語ったらしいが、ストロングビールのせいでベロンベロンに酔っ払っていたので全く記憶が無い。

メールアドレスを知っているってことは名刺を渡したようだがその記憶も無い。

記憶を無くしても語るなんて、チェルノブイリ訪問は自分の中ではよっぽど大きな位置付けなんだろう。


チェルノブイリツアーは最も評判の良いSOLO EAST TRAVELに申し込んだ。

早めに申し込めば89ドルになることもあったようだが、自分は直前に申し込んだため159ドルもした。

ワルシャワキエフ間の夜行列車のチケットが買えるかどうかがポーランドに入るまで確定しなかったので直前にならないと申し込めなかったためだ。


7時半に集合場所に到着。
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まだ薄暗い。


集合時間の8時になる。

なんと自分以外にも日本人が二人いた。

一人は放射線科医の方で職業柄興味があったという。

もう一人はフランス在住の夫婦のうち奥さんが日本人だった。

やっぱり福島事故以来、日本人が増えているんだろうなと思う。


出発後2時間でチェルノブイリのゲートに到着。

放射線量はキエフと変わらず。
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ここでパスポートチェックがある。


ゲートを通った後、同意書のようなものにサインをさせられる。
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ツアーではすぐに原発に行くわけではなく、色々見所に連れて行ってもらえる。
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廃墟となった学校だ。
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野良犬が多い。
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ここからチェルノブイリの街だ。
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それぞれの段が10km圏内、30km圏内を示していて、小さな丸いものが事故の影響で強制退去となった集落を示していると言ってた気がする。
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これがそれぞれ強制退去となった集落の名前だ。
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立派な教会もあって、明らかに手入れされている。
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というのも、チェルノブイリの街には結構人が住んでいるようだ。

ゴーストタウンという感じではなく、少ないながらも人が住んでいるのがよく分かった。

あと野良犬が多い。


電柱に乗っかっている配電線を見ると二相で送っているように見えた。
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一番上の線は架空地線かと思ったので二相のように見えたが、よく見ると碍子が付いているので、一番上の線も配電線だ。

つまり、三相で送っていて架空地線が無いということだ。

チェルノブイリ内でも人の住んでいるような場所では架空地線はあったので、住民のいないこの辺りはチェルノブイリ事故のあった1986年からそのままなのかもしれない。


色々見所を周ってくれる。
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チェルノブイリ内の食堂で昼食。
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酒の提供は19時以降と書かれていたのでツアー用というわけでなく普段から営業しているようだ。


「世界人類が平和でありますように」を発見。
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日本でもたまに見かけるが何かの宗教に関するものだったはずだ。


ゲートを潜る。
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ここに来てやっと放射線量がキエフよりも高くなった。
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今までずっとキエフと変わらなかったので少し残念に思っていたところだ。


設備を見るが何なのか分からない。
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これが何なのか聞いたところ軍のレーダーとのことだった。

ゲートを潜ったのでチェルノブイリ原発に入ったのかと思ったが、関係の無い施設だった。

電力関係だとすると分からない設備はよっぽど無いはずなのでおかしいと思っていた。


また廃墟へ。
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ここは雰囲気を出すために人形が置いてある。
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狙いすぎだとは思うが、この人形のおかげで悲惨さが伝わってくる。


ホットスポットで線量を調べると今までの10倍以上だった。
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ただ、地面から遠ざけると一気に今までの値に戻る。

放射性物質は地面にあって放射線量は距離の二乗に反比例するので当然の事だが、その地面の値だけを持ち出して不安を煽る人間が福島事故の直後にたくさんいたことを思い出す。

なお、この放射線量の場所に一年中裸でいても何の問題も無いような値だ。


送電線が見えて来た。
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チェルノブイリ原発に近づいていることを実感する。


事故のあった4号機が見えてくる。
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放射線量も高くなってきた。


4号機に一番近づける場所に到着。
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ついにここまで来た。

これが原発事故の象徴かと思うと感慨深い。


事故対応のモニュメントがある。
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4号機を固めている石棺は老朽化が激しく、更にそれを覆うためのシェルターを建設中だ。
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来月末にはシェルターをスライドさせて4号機を覆ってしまうらしい。
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つまり4号機が見られる最後のチャンスだったということだ。

このタイミングで来たおかげで4号機とシェルターの両方を見られたので非常に運が良い。


放射線量はホットスポットの地面に近づけたのを除くと今までで一番高いが、この値でも裸で一年中ここにいても問題の無い値だ。
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ただ、距離の二乗に反比例という性質を考えると、4号機に近づけば近づくほど爆発的に放射線量は上がるはずなので、これ以上近づくと危険になるんだろう。

ちなみにさっきのホットスポットと同じオーダーの値だが、さっきは意図的に放射性物資に近づけた値なのに対し、こちらは通常の空中での値だ。

そのため、さっきのホットスポットがここと同じ程度危険だと考えるのは大きな誤りである。

放射能の力はこっちの方が何億×何億倍も高い。

福島事故直後はこれを同一視するような悪意とも取れるレベルの錯誤により不安を煽る行為が多々見られた。


近くのプリピャチという村へ。
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ここが最も被害が大きく、ゴーストタウンになっている。
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この遊園地の開園5日前にチェルノブイリ事故が起きたので、オフィシャルには開園できなかったそうだ。
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ただ、プレオープンをしていたので、ネット上で探せばここが動いているときの写真があるらしい。


ここはオープンできなかったサッカー場らしい。
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フィールドは木で生い茂っているが、事故後30年でここまでなるものかと驚いた。
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スポーツセンターの成れの果てだ。
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最後に学校に案内される。
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ガイドからは「ゾンビに気をつけて」と言われる。


ガスマスク、人形、教科書が雰囲気を出している。
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この中で少なくとも教科書は外から持ち込まれたものだ。

中学生レベルの数学の教科書から絵本のような教科書まであるので、同じ学校で使われるものとは思えない。


最後に線量チェックをしてチェルノブイリを後にする。
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このツアーは本当に行った価値があった。

この旅の中で行ったツアーでは最もおすすめ出来る。

特に廃墟マニアにとっては最高だろうと思う。

ただ、もうすぐ4号機がシェルターに覆われてしまうのが残念だ。


今後フクシマも同様の観光地になって世界中から観光客が訪れることになるのかもしれない。

その時には絶対に自分も訪れようと思う。


これでユーラシアの最西端ロカ岬からチェルノブイリを目指して東に進む旅も終わりだ。

今後は北上した後西に向かって、ヨーロッパ最後の地ロンドンを目指す。

明日はもう一度キエフを周る。
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