陸路と海路の世界一周 世界遺産巡り

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この日が実質の最終日となる。

ロシア人にショートトリップと言われたように、一瞬で終わりに近づいた感じがある。

この日は釈迦が悟りを開いた地であるブッダガヤを観光する。

この旅行では、キリスト教の聖地であるオールドゴア、ヒンドゥー教の聖地であるバラナシ、仏教の聖地であるブッダガヤを周ることになる。

ブッダガヤに向かう前に駅前の食堂でカレーを食べる。

デリーのトマトカレーと違って別に美味しくないが、バラナシに向かう途中のカレー弁当よりは遥かにマシだ。

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リクシャーを拾ってブッダガヤに向かう。

ガヤからブッダガヤはリクシャーで1時間程度の距離にある。

交渉したところ250ルピーで連れて行ってくれるという。

500ルピー札と小銭しか持っていなかったので、値段交渉をした後にお釣りをちゃんと払うように言っておいた。

リクシャーでブッダガヤを目指す。

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たまに地元の人も乗り込んできて、どこから来たんだというようなことを聞かれる。

相乗りだからか、地元の人はコイン1枚しか払っていない。

普通に流通しているコインの最高額は5ルピー(10円)のはずだ。

こっちは100ルピー単位で払っているというのに。

途中で変電所が見えた。

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数日前に鉄塔の炎上を見たことだし、変電所も日本では考えられないような事故があるんだろうと勝手に思う。


ブッダガヤに着いた。

運転手はお釣りが50ルピー足りないと言い出す。

結局50ルピー少ないお釣りを貰うしかなかった。

お釣りを返すように約束したのに、インド人には関係無いようだ。


リクシャーから降りると、何人かのインド人が近づいてきた。

観光地なだけあって、ガイドをして稼ぎたいようだ。

その中の一人が日本語を話せた。

彼はアソという名で、ブッダガヤでゲストハウスをしているらしい。

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「アソさんと呼んでよ。日本の山の名前と同じだから覚えやすいでしょ。」と彼は言う。

確かにブッダガヤに行ったのは2年近くも前なのに未だに覚えている。

アーグラーのリクシャー乗りのおっさんや、バラナシのボート乗りのおっさんみたいな学生の名前は、一緒に行動している時ですら忘れていたというのに。


最初に世界遺産であるマハーボディー寺院を観光する。

釈迦が悟りを開いた菩提樹もこの寺院の敷地内にある。

マハーボディー寺院はリクシャーで降りた場所の目の前にあるので、この寺院を観終わってからアソさんにブッダガヤ観光に連れて行ってもらうことにした。

マハーボディー寺院は前年にテロがあったので、今では入口で荷物チェックがあって、危険物以外にもカメラも持ち込みは禁止らしい。

そのため、荷物はロッカーに全て預けた。


入口では厳重な荷物チェックをされたように思えたが、なぜかウェストポーチはノーチェックだった。

こんなのなら携帯くらいは持ち込めそうに思う。

寺院に入って、一通り見て周る。

中国人や韓国人の観光客が携帯やiPadを持ち込んで、写真を撮りまくっている。

やっぱり携帯くらいなら持ち込めるってことだ。

それどころかiPadのような大きなものも持ち込めるとは、なんとザルのような荷物チェックなんだろうか。

一度ロッカーに戻って、携帯を取りに帰る。

やっぱりウェストポーチはチェックされず、携帯は普通に持ち込めた。


これでマハーボディー寺院の写真を撮ることができた。

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周りでは相変わらず中国人や韓国人が写真を撮っている。

寺院の中に入る前に、周りを歩いてみる。

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右側の柵の上にある金色の円柱状のものにはお経が書いてあって、下のハンドルで回せるようになっている。

これを回すとお経を読んだのと同じ効果があるらしい。

お手軽にご利益が得られる便利グッズだ。


祈りを捧げている人もいるが、寝そべっている。

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お辞儀や土下座の最上級なんだろうか。


寺院の真裏には大きな菩提樹が立っている。

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この樹の下で、釈迦は悟りを開いたそうだ。


寺院の中に入るが、この中は撮影禁止だと書いてあった。

中国人や韓国人ですら撮影していなかったので、入口から撮影するのが精一杯だった。

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寺院の中にはDONATION BOX(寄付を募る箱)がいくつも置いてあった。


マハーボディー寺院の観光が終わるとアソさんが待っていた。

ブッダガヤは仏教の聖地なので、各国の仏教の寺がある。

そのいくつかの寺を周ってもらうことにした。

寺を周るのと近郊の名所に行くのを合わせて500ルピーということになった。


確かこれはスリランカ寺だったか。

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これは東南アジアのどこかの寺だったと思う。

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街中にセブンイレブンの看板を見かけたが、店はどこにも無い。

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あと日本寺。

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日本のどこかの宗派が作った大仏もあった。

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確かこれはチベットの寺だ。

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これは、スジャータ姫という釈迦が悟りを開くきっかけとなった人が住んでいた場所らしい。

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ここまでで500ルピー。

アソさんからは、追加で500ルピー払えば釈迦が悟りを開いた洞窟にも連れて行くと言われていた。


残りのお金が丁度500ルピーだったので、食事やガヤ空港までの移動を考えると払えない。

しかし、ブッダガヤの名所を周るうちに行きたくなってくる。

アソさんに相談すると、日本円で1000円でもいいし、空港までも送るよとのことだった。

ということなので、洞窟にも行くことにした。


途中で大きな木をのある場所に着いた。

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アソさんによると、これはトトロの木らしい。


洞窟までの道は舗装をされていないどころか、いくつか河を渡る必要がある。

そこはバイクは走れないので、歩いてバイクを押して渡る。

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いくつかの小さな村を通る。

家の壁は土でできているのもあり、貧しさを感じさせる。

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子供達がナマステーと言って近づいてくるのが可愛らしい。

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舗装されていない道をバイクでひたすら進む。

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釈迦が洞窟での苦行を終えた後通ったのと同じ道を進んでると思うと感慨深くなる。

だが、別に仏教徒では無いので気のせいだろう。


釈迦が苦行をした洞窟のある前正覚山に到着。

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バイクで送ってもらえるのはここまでで、あとは登山が始まる。

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洞窟は山の中腹にある。

入口はとても狭くて、中腰になってやっと通れるくらい。

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洞窟の中は人が5人くらい入れる程度。

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釈迦はこんな場所で6年も修行をしたらしい。

が、6年も経って苦行は無意味であるということに気づいて下山したんだそうな。

ここにもDONATION BOXがいくつも置いてあった。


洞窟の中は涼しいので、瞑想をするフリをして少し休む。

体も冷えてきたので下山して同じ道を戻る。

この辺りには野良犬、野良牛、野良イノシシがよく見られる。

野良オオカミらしき動物も見たので、写真に撮っておけばよかった。


ブッダガヤに戻って、食堂でチベットの麺料理を食べる。

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勝手にトッピングにマッシュルームを追加されて、メニューの料金より5ルピー高くなっていた。


次にアソさんの兄がやっているお土産屋に連れて行かれた。

アソ兄も日本語が話せる。

ガヤで50ルピーで買った鞄を持っていたら、アソ兄から「それは身分が低い人が使う鞄だから早く捨てなさい」と言われた。

カースト制の考え方なんだろう。


アソさんとアソ兄から土産を買えと言われるが金が無い。

菩提樹の木の玉で作った珠数を勧められる。

アソ兄の話によると、いろんな場所で菩提樹の実で作った珠数が売っているが、全て偽物らしい。

菩提樹の実はとても柔らかくて珠数なんか作れないので、それらしく売っているのは梅干しの種だという話だ。

そういえば、梅干しの種のような珠数を見たことがある気がする。

菩提樹の木の珠数がちょっと欲しくなるが7000ルピーらしい。

もう700ルピーすら残っていない。

アソさんに払う金額を差し引くと、残りは200ルピー程度だ。

200ルピーで珠数を売ってくれというと一笑に付された。


菩提樹の木のブレスレットなら700ルピーらしい。

200ルピーに加えて物々交換でどうだと持ちかけられる。

自分の持ち物の中で、電池式の携帯充電器が気に入られた。

アソ兄の携帯の充電端子はmicroUSBだった。

たまたまレンタルwifiの充電端子もmicroUSB だったため、そのセットの中にあるケーブルを使えば、充電器からアソ兄の携帯に充電できることが判明。

アソ兄は大いに喜び、充電器とケーブルを強奪された。

ケーブルはレンタル品だが、まあいいかと思ってしまった。


結局200ルピーと充電器とケーブルで、菩提樹の木のブレスレットを入手した。

充電器は500円くらいだったので700ルピーには届いてないが、どうせブレスレットの本当の値段は10ルピーくらいなんだろう。


アソさんに空港まで連れて行ってもらう。

ガヤ空港は仏教を意識した作りになっていて少しかっこいい。

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飛行機に乗って時間通りにコルカタ空港に到着。

なぜか国際線のターミナルに着いて、入国審査を求められる。

国内線で来たから入国審査審査はいらないはずだと言いたいが、国内線という単語が出てこない。

Dで始まる単語であることは思い出せたのだが、ブッダガヤでたくさんDONATION BOXを見たせいで、頭の中にはDonationしか出てこない。

中国の空港でinternal flightと書いてあったので、言ってみたが通じなかった。

5分くらい国内線であることを伝えようと頑張っていたら、もう通っていいよと言われた。

それでいいのか。

そして入国審査を通った瞬間に思い出した。

domestic flightだ。

ドメスティックバイオレンスのdomesticじゃないか。

せっかく思い出したので、入国審査後の合流地点にいた管理官にdomestic flightで来たよと伝えておいた。


コルカタから日本への便は翌朝5時発だ。

10時間くらいあるのでコルカタの町に出て遊ぶことも可能だが、お金も残り少ないので空港内で時間を潰すことにした。

アソ兄弟には最後まで黙っていたが、緊急用に500ルピーを隠していた。

これが本当に最後の財産だ。

このお金で空港でビールと弁当を買う。

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これで最後の500ルピーはほとんど無くなってしまった。

街中と比べると物価が驚くほど高い。


あとは24時間かけて3回飛行機を乗り継いで、日本に帰るだけだ。

自分にとって初のバックパッカーとしての旅行は一瞬で終わってしまった。

この旅行の経験が、自分が世界一周をしようと思うキッカケになるなんて、この時は全く思わなかった。


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