陸路と海路の世界一周 世界遺産巡り

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インド旅行から3ヶ月、今度は中国の西安旅行のために中部国際空港に向かっていた。

電車の中で携帯をいじっていると、突然マキシムからメールが届いた。


「バラナシの写真を整理してたら、いくつか君が写っていたから送るよ。」

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確かに下の方に自分が写っている。

ガンジス川のボートに乗っている時の写真だ。

この写真を見たところ、マキシムもボートに乗っており、街の方を撮ったら自分が写っていたんだろう。

かなり小さく写っているのによく気づいたものだ。

マキシムとは彼のホテルの食堂で飲んだ後再会することはなかったが、同じように夜明けのガンジス川を観光して、同じようにボートに乗っていたのだ。

彼はこの後ロシアを旅行して、次はヨーロッパ旅行に向かうらしい。

インドにいた時は、春には東京に行って桜を見るんだと言っていたが、とりあえずその予定は無さそうだ。


世界一周旅行では、今のところロシアはウラジオストクにしか行く予定は無いが、マキシムもどこかを旅しているのであれば再会してみるのも良いかもしれない。

マキシムに世界一周旅行の計画をメールで送ってみようか。



世界一周ブログの練習のために書いたインド編は、これで終わりにしようと思う。

インド旅行で一番印象に残ったのは、人々のお金に対する執着心だ。

日本に帰って、普通にお釣りがもらえることに非常に感動した。

中国の西安近郊の田舎ですら普通にお釣りがもらえたので、それにも感動した。

お釣りが普通にもらえることのありがたさを実感できただけでも、インド旅行は自分の経験にプラスになったんだろう。

世界一周では、インドのお金への執着心を超える衝撃の経験をすることもあるだろう。

日本では味わえないその新鮮な経験が今から楽しみだ。

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この日が実質の最終日となる。

ロシア人にショートトリップと言われたように、一瞬で終わりに近づいた感じがある。

この日は釈迦が悟りを開いた地であるブッダガヤを観光する。

この旅行では、キリスト教の聖地であるオールドゴア、ヒンドゥー教の聖地であるバラナシ、仏教の聖地であるブッダガヤを周ることになる。

ブッダガヤに向かう前に駅前の食堂でカレーを食べる。

デリーのトマトカレーと違って別に美味しくないが、バラナシに向かう途中のカレー弁当よりは遥かにマシだ。

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リクシャーを拾ってブッダガヤに向かう。

ガヤからブッダガヤはリクシャーで1時間程度の距離にある。

交渉したところ250ルピーで連れて行ってくれるという。

500ルピー札と小銭しか持っていなかったので、値段交渉をした後にお釣りをちゃんと払うように言っておいた。

リクシャーでブッダガヤを目指す。

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たまに地元の人も乗り込んできて、どこから来たんだというようなことを聞かれる。

相乗りだからか、地元の人はコイン1枚しか払っていない。

普通に流通しているコインの最高額は5ルピー(10円)のはずだ。

こっちは100ルピー単位で払っているというのに。

途中で変電所が見えた。

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数日前に鉄塔の炎上を見たことだし、変電所も日本では考えられないような事故があるんだろうと勝手に思う。


ブッダガヤに着いた。

運転手はお釣りが50ルピー足りないと言い出す。

結局50ルピー少ないお釣りを貰うしかなかった。

お釣りを返すように約束したのに、インド人には関係無いようだ。


リクシャーから降りると、何人かのインド人が近づいてきた。

観光地なだけあって、ガイドをして稼ぎたいようだ。

その中の一人が日本語を話せた。

彼はアソという名で、ブッダガヤでゲストハウスをしているらしい。

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「アソさんと呼んでよ。日本の山の名前と同じだから覚えやすいでしょ。」と彼は言う。

確かにブッダガヤに行ったのは2年近くも前なのに未だに覚えている。

アーグラーのリクシャー乗りのおっさんや、バラナシのボート乗りのおっさんみたいな学生の名前は、一緒に行動している時ですら忘れていたというのに。


最初に世界遺産であるマハーボディー寺院を観光する。

釈迦が悟りを開いた菩提樹もこの寺院の敷地内にある。

マハーボディー寺院はリクシャーで降りた場所の目の前にあるので、この寺院を観終わってからアソさんにブッダガヤ観光に連れて行ってもらうことにした。

マハーボディー寺院は前年にテロがあったので、今では入口で荷物チェックがあって、危険物以外にもカメラも持ち込みは禁止らしい。

そのため、荷物はロッカーに全て預けた。


入口では厳重な荷物チェックをされたように思えたが、なぜかウェストポーチはノーチェックだった。

こんなのなら携帯くらいは持ち込めそうに思う。

寺院に入って、一通り見て周る。

中国人や韓国人の観光客が携帯やiPadを持ち込んで、写真を撮りまくっている。

やっぱり携帯くらいなら持ち込めるってことだ。

それどころかiPadのような大きなものも持ち込めるとは、なんとザルのような荷物チェックなんだろうか。

一度ロッカーに戻って、携帯を取りに帰る。

やっぱりウェストポーチはチェックされず、携帯は普通に持ち込めた。


これでマハーボディー寺院の写真を撮ることができた。

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周りでは相変わらず中国人や韓国人が写真を撮っている。

寺院の中に入る前に、周りを歩いてみる。

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右側の柵の上にある金色の円柱状のものにはお経が書いてあって、下のハンドルで回せるようになっている。

これを回すとお経を読んだのと同じ効果があるらしい。

お手軽にご利益が得られる便利グッズだ。


祈りを捧げている人もいるが、寝そべっている。

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お辞儀や土下座の最上級なんだろうか。


寺院の真裏には大きな菩提樹が立っている。

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この樹の下で、釈迦は悟りを開いたそうだ。


寺院の中に入るが、この中は撮影禁止だと書いてあった。

中国人や韓国人ですら撮影していなかったので、入口から撮影するのが精一杯だった。

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寺院の中にはDONATION BOX(寄付を募る箱)がいくつも置いてあった。


マハーボディー寺院の観光が終わるとアソさんが待っていた。

ブッダガヤは仏教の聖地なので、各国の仏教の寺がある。

そのいくつかの寺を周ってもらうことにした。

寺を周るのと近郊の名所に行くのを合わせて500ルピーということになった。


確かこれはスリランカ寺だったか。

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これは東南アジアのどこかの寺だったと思う。

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街中にセブンイレブンの看板を見かけたが、店はどこにも無い。

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あと日本寺。

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日本のどこかの宗派が作った大仏もあった。

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確かこれはチベットの寺だ。

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これは、スジャータ姫という釈迦が悟りを開くきっかけとなった人が住んでいた場所らしい。

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ここまでで500ルピー。

アソさんからは、追加で500ルピー払えば釈迦が悟りを開いた洞窟にも連れて行くと言われていた。


残りのお金が丁度500ルピーだったので、食事やガヤ空港までの移動を考えると払えない。

しかし、ブッダガヤの名所を周るうちに行きたくなってくる。

アソさんに相談すると、日本円で1000円でもいいし、空港までも送るよとのことだった。

ということなので、洞窟にも行くことにした。


途中で大きな木をのある場所に着いた。

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アソさんによると、これはトトロの木らしい。


洞窟までの道は舗装をされていないどころか、いくつか河を渡る必要がある。

そこはバイクは走れないので、歩いてバイクを押して渡る。

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いくつかの小さな村を通る。

家の壁は土でできているのもあり、貧しさを感じさせる。

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子供達がナマステーと言って近づいてくるのが可愛らしい。

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舗装されていない道をバイクでひたすら進む。

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釈迦が洞窟での苦行を終えた後通ったのと同じ道を進んでると思うと感慨深くなる。

だが、別に仏教徒では無いので気のせいだろう。


釈迦が苦行をした洞窟のある前正覚山に到着。

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バイクで送ってもらえるのはここまでで、あとは登山が始まる。

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洞窟は山の中腹にある。

入口はとても狭くて、中腰になってやっと通れるくらい。

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洞窟の中は人が5人くらい入れる程度。

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釈迦はこんな場所で6年も修行をしたらしい。

が、6年も経って苦行は無意味であるということに気づいて下山したんだそうな。

ここにもDONATION BOXがいくつも置いてあった。


洞窟の中は涼しいので、瞑想をするフリをして少し休む。

体も冷えてきたので下山して同じ道を戻る。

この辺りには野良犬、野良牛、野良イノシシがよく見られる。

野良オオカミらしき動物も見たので、写真に撮っておけばよかった。


ブッダガヤに戻って、食堂でチベットの麺料理を食べる。

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勝手にトッピングにマッシュルームを追加されて、メニューの料金より5ルピー高くなっていた。


次にアソさんの兄がやっているお土産屋に連れて行かれた。

アソ兄も日本語が話せる。

ガヤで50ルピーで買った鞄を持っていたら、アソ兄から「それは身分が低い人が使う鞄だから早く捨てなさい」と言われた。

カースト制の考え方なんだろう。


アソさんとアソ兄から土産を買えと言われるが金が無い。

菩提樹の木の玉で作った珠数を勧められる。

アソ兄の話によると、いろんな場所で菩提樹の実で作った珠数が売っているが、全て偽物らしい。

菩提樹の実はとても柔らかくて珠数なんか作れないので、それらしく売っているのは梅干しの種だという話だ。

そういえば、梅干しの種のような珠数を見たことがある気がする。

菩提樹の木の珠数がちょっと欲しくなるが7000ルピーらしい。

もう700ルピーすら残っていない。

アソさんに払う金額を差し引くと、残りは200ルピー程度だ。

200ルピーで珠数を売ってくれというと一笑に付された。


菩提樹の木のブレスレットなら700ルピーらしい。

200ルピーに加えて物々交換でどうだと持ちかけられる。

自分の持ち物の中で、電池式の携帯充電器が気に入られた。

アソ兄の携帯の充電端子はmicroUSBだった。

たまたまレンタルwifiの充電端子もmicroUSB だったため、そのセットの中にあるケーブルを使えば、充電器からアソ兄の携帯に充電できることが判明。

アソ兄は大いに喜び、充電器とケーブルを強奪された。

ケーブルはレンタル品だが、まあいいかと思ってしまった。


結局200ルピーと充電器とケーブルで、菩提樹の木のブレスレットを入手した。

充電器は500円くらいだったので700ルピーには届いてないが、どうせブレスレットの本当の値段は10ルピーくらいなんだろう。


アソさんに空港まで連れて行ってもらう。

ガヤ空港は仏教を意識した作りになっていて少しかっこいい。

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飛行機に乗って時間通りにコルカタ空港に到着。

なぜか国際線のターミナルに着いて、入国審査を求められる。

国内線で来たから入国審査審査はいらないはずだと言いたいが、国内線という単語が出てこない。

Dで始まる単語であることは思い出せたのだが、ブッダガヤでたくさんDONATION BOXを見たせいで、頭の中にはDonationしか出てこない。

中国の空港でinternal flightと書いてあったので、言ってみたが通じなかった。

5分くらい国内線であることを伝えようと頑張っていたら、もう通っていいよと言われた。

それでいいのか。

そして入国審査を通った瞬間に思い出した。

domestic flightだ。

ドメスティックバイオレンスのdomesticじゃないか。

せっかく思い出したので、入国審査後の合流地点にいた管理官にdomestic flightで来たよと伝えておいた。


コルカタから日本への便は翌朝5時発だ。

10時間くらいあるのでコルカタの町に出て遊ぶことも可能だが、お金も残り少ないので空港内で時間を潰すことにした。

アソ兄弟には最後まで黙っていたが、緊急用に500ルピーを隠していた。

これが本当に最後の財産だ。

このお金で空港でビールと弁当を買う。

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これで最後の500ルピーはほとんど無くなってしまった。

街中と比べると物価が驚くほど高い。


あとは24時間かけて3回飛行機を乗り継いで、日本に帰るだけだ。

自分にとって初のバックパッカーとしての旅行は一瞬で終わってしまった。

この旅行の経験が、自分が世界一周をしようと思うキッカケになるなんて、この時は全く思わなかった。


夜明けのガンジス川を見るために5:30頃にチェックアウトをする。

ホテルからガンジス川までは遠いのでリクシャーを探す。

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大通りに出るとじいさんの乗ったリクシャーが通りかかった。

前日、ガンジス川近くのマキシムのホテルから自分のホテルまでが200ルピー(400円)だったので、交渉の目標金額を200ルピーにする。

早朝なのでもっと高くなるかもしれないなと思いつつ、交渉を有利にしようと100ルピーでガンジス川まで行ってくれと伝える。

そうしたら、あっさりと100ルピーで交渉成立してしまった。

今まで相場の倍以上の値段でリクシャーに乗ってたということか。

なお、地元の人はガンジス川のことをガンガーと呼ぶ。

ガンジスリバーと言うよりガンガーリバーと言った方が通っぽい。

I want to go to ガンガーリバー と言って通ぶったので、安くなったのかもしれない。

リクシャーに乗ってる途中で夜が明けてきた。

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出発が少し遅かったかもしれない。

ガンジス川のメインガート付近に到着。

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100ルピーだと申し訳ない気がして、チップに追加で100ルピーを渡す。

ガンジス川を眺める。

太陽はまだ出ていなかった。

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ガンジス川沿いを散歩することにする。

もしかしたらマキシムにばったりと会うかもしれないなと考える。

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ガンジス川では、祈祷をしている人や沐浴をしている人がいる。

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沐浴体験もできるようだが、自分には勇気がなかった。


散歩をしていると、ガンジス川のボートに乗らないかという客引きにたくさん出会う。

言い値は1時間500ルピーもして、非常に高く感じる。

あまりの高さに最初は乗るつもりはなかったが、二度と訪れることのないであろうガンジス川でボートに乗る経験をしないのはもったいないという気分になる。

1時間も乗りたくなかったので、5分だけ30で乗せてくれというと、OKと言われる。

そしてボートに乗り込む。

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ボートを漕いでくれるのはこの男だ。

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ボートはガンジス川の中央へ向かう。

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すぐに3分程経過する。

「そろそろ5分が近づくから戻って良いよ」と言うと、「こんな所で引き返すのはもったいない。今から1時間のコースに連れて行くよ」と言われる。

「それに5分あたり30ドル(3000円)もくれるんだろ?あなたはお金持ちだなー」と加えてきた。

「30ルピーと言われなかったから30ドルだと思ったよ」とこの男は言う。

そういえば、値段を交渉するときに、ファイブミニッツ サーティと言っていた。

サーティの後にルピーは付けなかった。

「ボート代でそんなに高い訳ないだろ」と言うと、「観光客はお金持ちだから払う人はいるよ」と返される。

そして、「これはジョークだけど、こんなこともあるから値段を言う時はルピーを付けた方がいいよ」と言われる。

そんなやり取りを英語でしていたが、ボートの男はこちらが日本人であることが分かると、日本語で話し出した。

なんと日本語ペラペラだ。

ボートの男は、バラナシ大学の学生で、朝はバイトでボート漕ぎをしているという。

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学生ということは20歳前後なんだろうか。

この話を聞くまで40歳前後だと思っていた。

彼は日本語は勉強したことは無いが、たくさんの日本人観光客と知り合ううちに日本語を覚えたらしい。

天才か。


日本語のガイド付きということが判明したし、5分30ルピーなら1時間でも他のボート乗りの言い値よりは高くない。

結局1時間コースに行くことになった。

ガンジス川をボートで下る。

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途中で久美子の家という日本人観光客が集まる宿が見える。(写真中央に日本語で書いてある)

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ジョジョ3部でエンプレスとの戦いの中でセリフにだけは登場した宿だ。

ボートの男には、あの宿にいる日本人は頭がおかしいから近寄ってはいけないと言われる。

彼によると、屋上に立っている男はクスリをやっているらしい。

危険だから地元の人はあの宿には近づかないとまで言われた。

そんなガイドを聞いているうちに、太陽が出てきた。

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ボートの男はこれを見せたかったんだと言ったが、確かに感動的だった。

火葬場となっているガートが見える。

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ここの写真を撮るともの凄い金額を請求されるという話が有名だが、ボートの上なので大丈夫だろうと思って撮ってしまった。


ボート乗りの男は噛みタバコをやった後、ガンジス川で口をゆすいでいる。

日本人はお腹を壊すから真似してはいけないと言われる。

こんな汚い川で誰が真似するか。

バラナシの人はガンジス川に様々なものを流す。

生活排水やゴミ、人の死体まで。

ガンジス川には人の死体がよく流れているらしいが、自分は見つけることはできなかった。

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戻る途中で一隻のボートが近づいてくる。

「バザールでゴザール」

近づいてきたボート乗りのセリフだが、なんと懐かしいフレーズか。

20年も前のCMのフレーズをこんなところで聞けたのに嬉しくなった。

ボートは土産物屋だったが、いいものが無かったので何も買わなかった。


ガンジス川ツアーも終わりの時間になった。

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丁度一時間だ。

ボートの男のボスにお金を請求された。

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30ルピー×12で360ルピーなので、500ルピー札を払い、40ルピー返してくれと言った。

40ルピー返ってきた。

何かおかしい。

計算を間違えたことに気づいて「あと100ルピー返せ」と言うが、「インドでは一度もらったお金は返さない」と言われる。

抗議を続けるていると、ボートの男がボスを説得してくれたが60ルピーだけ返してくれた。


ボートの男に土産物屋に連れて行ってもらった。

土産物屋は路地裏の建物の2階にあり、自力では絶対に辿り着けない場所だった。

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そこでは、紅茶やカレー粉、イスラム教のシルクを買ったが、大きな土産物屋よりも圧倒的に安かった。

両替もするようだが、銀行の取引レートよりもかなり良い。

インドにいるのは残り2日だし、1万円両替するとルピーがかなり余ることが分かっていたので、両替はしなかった。


ガンジス川に戻り、朝食を食べたいというとボートの男は屋台で謎の物体をおごってくれた。

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10ルピーの謎の物体だったが、そこそこ美味しかった。


ボートの男に「何か日本のものを売ってくれないか」と言われる。

日本が大好きなので、日本のものをコレクションしているらしい。

小さいバックパックでの旅行のため余分なものは持っていなかった。

ウェットティッシュが余っていたが、これはいらないらしい。

インドは物騒だと思っていたので、100均の財布を使っていることを思い出した。

お金は直接持っていればいいかと思い、財布をタダであげたら喜んでいた。

まあ、中国製だと思うけど。

あとは日本のお金を欲しがったので、千円札とルピーを交換した。

レートは悪かったけど、ガンジス川と土産物屋を案内してくれたチップだと思おう。

日本には消せるボールペンがあるけど持ってたら欲しかったかと聞くと、すごく欲しいと言っていた。

今度来るときには持ってきてくれと言われたが、なかなかその「今度」は来ないだろう。


ガヤ行きの電車の時間が近づいてきたので、ボートの男と別れ駅に向かう。

結局マキシムとは再会しなかった。


駅に向かう途中で野良牛がゴミを食べているのを見る。

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神聖な動物のはずなのに環境が悪い。


バラナシ駅に着いた。

電光掲示板を見るとガヤ行きの電車は5番ホームとのことなので5番ホームで待つ。

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30分程待っていると、英語のアナウンスでガヤという単語が聞こえた。

それを聞いて5番ホームから移動し始める人もいる。

注意深く聞こうとするが、ヒンディー語のアナウンスになってしまった。

それでもガヤという単語が聞こえる。

もう一度英語のアナウンスが流れないかと期待したが、他のアナウンスに変わってしまった。

プラットホームが変わったのかと思い、電光掲示板を見に行く。

5番ホームのままだ。

自分の勘違いだと思い、5番ホームに戻る。

だが不安なため、もう一度アナウンスが流れることを期待して、注意深く耳をすませる。

電車の到着予定時間は既に過ぎている。

5分後に、ガヤがどうのこうのというアナウンスが流れる。

その瞬間にリクシャー乗りの客引きにあった。

気が散ってアナウンスが聞こえない。

ヒンディー語のアナウンスに変わったので、リクシャー乗りに切符を見せて、この電車のことを言っているかと聞く。

11番ホームに変わったみたいだよと言われる。

急いで11番ホームに移動する。

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電光掲示板を修正しておいてほしいものだ。

11番ホームに到着すると10分程で電車が到着。

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危ないところだった。


この電車も寝台電車だ。

ガヤまでは5時間の旅。

途中でガンジス川を横切る。

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車窓からの風景を眺めるのは楽しい。

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電車から外を眺めていると同じ部屋のインド人が謎の果物をくれた。

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硬くて酸っぱくて不味い。

頑張って食べきると、インド人はもう一つ渡してくれる。

英語で失礼の無い断り方がわからなかったので、サンキューと答えて頑張ってもう一つ食べた。

ノーと言えない日本人という言葉が頭によぎった。


乗って4時間は経ったのでガヤに近づいたはずだ。

インドの電車内では基本的にどの駅に到着したかというアナウンスが無い。

バラナシ駅に到着した時は駅名を乗員が伝えていたが、バラナシは有名観光地なので特別だ。

ガヤは観光地ではないので、いつ着くのか分からない。

他の乗客に聞くと、もうすぐ到着すると教えてくれる。

なぜインド人は自分がどの駅にいるのか分かるんだろうか。


ガヤに到着。

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歩いてホテルに向かう。

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15分程で到着。

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アーグラーの旅行社で言われた3000ルピーがいかにぼったくりかが分かる。


朝からまともな食事をしていないのでレストランを探しつつガヤの街を散歩する。

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ここでも野良牛がゴミを食べている。

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レストランはどこにも無い。

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途中でカバン屋を発見。

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バラナシで買った土産の袋が破れてしまったので、手提げのカバンを買う。

ここの店員は英語が通じないので筆談で値段交渉。

50ルピーで成立しようとしたところで他の客が来店。

こっちの様子をみて、「あんた、それは20ルピーだよ」と教えてくれる。

それで20ルピー払おうとすると、店員はその客に、余計なことを言うなという様子で激怒していた。

申し訳無いので50ルピーで買う。

やはりノーと言えない日本人だ。


どこにもレストランが無いので、ガヤ駅に行ってみる。

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食堂を発見。

ここで食べることにしたが、ビールが無い。

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食事は早々に終わらせて、ホテルの部屋でビールを飲むことにする。

レストランを探して街を散策しているときにビールを売っている店は見つけていた。

一本100ルピーと高級品だが3本購入。

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今までインドではキングフィッシャーしか手に入らなかったが、それ以外のビールも手に入ったのが嬉しかった。

アルコール度数が高かったのがあったようで、飲み始めてからは記憶が無い。

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起きたら電車が止まっていた。

カーテンの隙間からは日が射している。

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外を見ると何もないところで止まっているようだった。

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こんな原因不明の停車は乗車中に何回もあった。

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時計を見ると9時になっていた。

当初予定ではバラナシに着くのは11時半だったはずだが、出発が6時間も遅れたので到着する時間は検討もつかない。

元々は、バラナシに着いたらガンジス川を見て、その日の18時にはガヤ行きの電車に乗るつもりだった。

このままではガンジス川を見られないし、そもそも18時のガヤ行きの電車に乗れるのかも怪しくなってきた。

そういえばマキシムとビールを飲む約束をしていた。

こうなるとバラナシに1泊した方がいいかなという気がしてきた。

以前、夜明けのガンジス川は幻想的だという話を聞いた覚えがあるので、それを見たいという思いもある。

この後のスケジュールは、バラナシからガヤに移動して26日にブッダガヤ観光、27日早朝にガヤからコルカタに電車移動してコルカタ観光、そのままコルカタ空港に移動して27日深夜発のフライトで帰国する予定だ。

調べると26日の11時にもガヤ行きの電車はあり、席も空いている。

27日15時にガヤからコルカタに向かうフライトもある。

このスケジュールならコルカタ観光は諦めることになるかもしれないが、バラナシとブッダガヤの有名どころは周れる。

このことからスケジュールを変更することにした。


そんなことを考えているうちに電車は動き出しており、少し走ったと思ったら駅で止まった。

少年が弁当をたくさん持って入ってきた。

2等車なだけあって、アーグラー行きの電車と同じく弁当付きなんだろうと思って受け取った。

同じ客室の外国人達も皆受け取っていた。

そうしたら全員それぞれ100ルピー請求された。

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開けてみたところ、カレーと米粉で作られたパンのようなものが入っていた。

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食べてみる。

マズイ!

カレーは温く、味は不味い。

米粉パンはパサパサしているし変なにおいもする。

デリーの食堂の絶品トマトカレーが40ルピーなのに、これが100ルピー!

ものすごく損をしたような気がする。

この後、駅に止まる度に売り子が入ってくるが、何も買う気にはなれなかった。


15時になると乗員がバラナシーと叫びながら車両を周ってきた。

この車両はほとんどが観光客のため、乗客たちは降りる準備をし始める。

そのうち電車が止まった。

降りようと思い窓の外を見るが何も無い。

また原因不明の停止だ。

その後2回何もない場所で止まった後、電車はバラナシ駅に到着した。

15時半着、ちゃんと6時間遅れだ。

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電車を降りてマキシムと再会した。

バラナシに泊まることにしたから、後でディナーを食べつつビールを飲もうと言うと、とても嬉しそうだった。

ホームでリクシャー乗りが声をかけてくる。

インドの駅のホームは入り放題なので、ここで営業するのが一番効率がいいんだろう。

明日の電車のチケットを買ってからホテルに行くよと言うと、チケットオフィスまで案内してくれた。

マキシムとは後でバラナシ駅で再会しようという話になった。

チケットオフィスには5組程度の外国人が待っていた。

15分くらいで自分の一組前である中国人二人組みの受付を開始した。

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これがいつまで経っても終わらない。

リクシャー乗りは何度も覗きにきた。

彼は受付の男に、早くあいつにチケットを買わせろというようなことを言っている。

だが中国人が終わらない。

このチケットは無いか、あのチケットは無いかというようなことをずっと言っている。

30分程度そのやり取りを続けていたら受付の男がついに怒った。

お前らの行きたい場所へのチケットは無いからもう出ていってくれ!と言っている。

中国人は何か言おうとするが、受付の男は聞き耳を持たずに出口を指差している。

やっと自分の番になった。

自分の買いたいチケットに空きがあることは調べてあったので、あっさり買えた。

ただ、このオフィスのチケット購入用のパソコンはかなりの年代ものであった。

windows95より前の、原色しか表示できないあれだ。

なので画面を一つ進むのにも、すごく時間がかかる。

中国人が時間がかかったのはシステムが遅いのにも関わらず、あれこれ調べさせていたからのようだ。


チケットを買ってオフィスを出ると、ここに案内してくれたリクシャー乗りが待っていた。

さあ、ホテルに行こう!と言われたので値段尋ねると、100ルピー(200円)と言われた。

ホテルまでは2km程度のはず。

高すぎる!

50ルピーならいいよと言うが、交渉に全く応じようとしない。

それなら歩いて行くよと言い、1時間近くも待たせたのにリクシャーに乗らずに別れてしまった。

ただ、ホテルの正確な場所が分からない。

それにマキシムとの待ち合わせ時間もある。

結局、バラナシ駅の周りでリクシャーとの交渉を始めた。

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だが、どのリクシャーも100ルピー以下にはならない。

駅から少し離れてもこれは同じだった。

妥協して100ルピーで乗らざるをえなかった。

こんなことなら一時間待たせたリクシャーに乗ってあげればよかった。

ホテルは予想通り難儀な場所にあり、リクシャーもかなり迷っていた。

チェックインしたらマキシムとの待ち合わせ時間に近づいており、荷物だけ置いてバラナシ駅に歩いて戻った。


駅でマキシムを待っていたところ、90歳は超えているであろうインド人のおばあさんに声をかけられた。

携帯電話こちらに見せながらヒンディー語で何かを訴えかけてくる。

どうやら携帯電話の使い方を聞きたいようだ。

ヒンディー語で話しかける人選が明らかに誤ってることは分からないんだろうか。


マキシムと合流すると、彼はホテルのボーイを連れてきていた。

いいレストランを紹介してくれるらしい。

マキシムはビールを飲める安くてうまいレストランに連れていってくれと言っている。

まずはボーイのおすすめのレストランに行ってみた。

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だが、ビールが無い。

隣のレストランにも行ってみるが、ビールが無い。

その後、周囲のレストランや食堂を周るが、どこにもビールが無い。

バラナシはヒンドゥー教の聖地だ。

人前で酒を飲むのがはしたないという考え方なので、レストランにビールは置いてないんだろう。

どうしてもビールが飲みたいんだとマキシムが言うと、狭くて暗い路地裏の通りに連れていかれた。

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そこにはひっそりと酒屋があった。

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マキシムはこれもお気に召さず、レストランでこいつとビールを飲みたいんだと言っている。

なお、その路地裏ではおっさんが路上で脱糞していた。


結局、マキシムの泊まるホテルの食堂でビールを持ち込もうという話になった。

リクシャーで移動すると、ガンジス川のほとりの素晴らしいホテルだった。

食堂は屋上にあり、ガンジス川を眺めながら食事ができる。

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料理はお任せで注文した。

ビールはそのホテルの小間使いの少年が買ってきてくれた。


ようやく、マキシムとビールを飲める。

電車で食べたまずすぎるカレー以来何も食べてなかったので、ビールが体にしみた。

食事も美味しく、話も弾んだ。

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マキシムは翌朝夜明け前にガンジス川に行き、夜明けのガンジス川を眺めるためにこのホテルにしたらしい。

自分もその予定だと言うと、また明日会えるかもなと言っていた。


そんな話をしていたが、段々と寒くなってきた。

バラナシはインド北部にあり、11月後半なこともあり夜は結構寒い。

マキシムも凍えていた。

ビールを飲んで体も冷えてきたので、ホテルに毛布を借りて包まりながら飲み続けた。

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ロシア人なのにこんな程度でも寒いのかと聞いたが、彼の住むモスクワはそこまで寒くならないとのことだった。


マキシムと別れる時間になった。

明日偶然会わない限りはもうマキシムとは会うことはない。

友情の証に日本から持ってきたものを土産に渡した。

何をあげたのかはここでは書かないが、これこそがジャパニーズテクノロジーだよと言うと大爆笑していた。


自分のホテルは駅を挟んでガンジス川とは反対側だった。

200ルピーでホテルまで連れていってもらったがチップを要求してきたので、追加で100ルピー払った。

酔っていると夕方にあんなに払うのを躊躇っていた100ルピーがすぐに出ていく。

あとは部屋に帰って寝るだけだったが、問題が発覚した。

部屋の窓が完全には閉まらない。

バラナシは蚊が多く、窓の隙間からひっきりなしに入ってくる。

諦めて寝ようとしたが羽音がうるさいので、耳栓をして寝ることにした。

寝台列車でも線路と車両の軋む音がうるさいため役にたったし、耳栓は貧乏旅行には必須だと思う。
この日はタージマハルを見るためにアーグラーに行く

電車が6時発なので、5時にチェックアウトしてニューデリー駅に向かう

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途中で野犬に追いかけられる

噛まれたら狂犬病に感染するかもという思いで、必死に走って逃げた

だが、追いつかれそうだったので蹴り飛ばすしかないと思い、振り向いて大声を出したら野犬は逃げていった

これがインドに滞在している中で最も恐怖の体験だった

この経験によって、海外で犬の近くを通る時はいつでも蹴り飛ばせるように身構えてしまうようなトラウマができてしまった


夜明け前のニューデリー駅に到着

ほぼ時間通り電車が来た

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電車は一等車だったので、ほとんど外国人だ

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アーグラーまでは2時間の道のり

飲み物や食事が付いてくるのが嬉しかった

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夜が明け、車窓からの景色が見えてくる

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旅をしている感じが出てきてテンションが上がってくる


アーグラーに到着

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リクシャーが声をかけてきて、1日貸し切って800ルピー(1600円)で周ってもらうことになった

リクシャーのおっさんはチャイをおごってくれた

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ほんのりと甘くて美味しい


道には野良牛がたくさんいる

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最初にタージマハルに向かうが、リクシャーのおっさんに「入場料は250ルピーだけど丁度持っているか?」と聞かれる

「丁度は持ってないよ」と答えると、「受付でお釣りを返してくれないから、お釣りを返せとちゃんと言うんだぞ」とアドバイスをもらう

デリーで散々同じ目にあったので、ここでもかと思い笑いが込み上げてきた


タージマハル入口に到着

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入口からタージマハルまではかなりの距離があるので、ラクダ車に乗って行くこともできる

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受付に到着

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500ルピー札を出したら、案の定200ルピーしか返さなく後は同じ流れだった

タージマハルに向かう

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一番思ったのは、とにかく大きいということだ

フユマーン廟と形は似ているが規模が段違いだった

とても巨大で左右対称で真っ白で、荘厳さに感動が込み上げてきたのを覚えている

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周辺の建物を見ているとおばちゃんがかってに解説をしてくる

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チップを10ルピーだけあげたら非常に不満そうだった

日本人ツアー客がいたので近くに寄って解説を盗み聞きする

無料で解説が聞けて楽しめる

有名な観光地には大抵日本人ツアー客がいるので、このテクニックは重宝する

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タージマハルを後にし、アーグラー城塞に到着

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入場料にあえて500ルピー札を出すと、当然同じ流れだった

デリーで入れなかったラール・キラーに似ている気がする

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アーグラー城塞の中には猿がいた

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アーグラー城塞を後にし、リクシャーのおっさんと一緒に遅い昼食を取る

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食事中におっさんに意外なことを言われる

「お前の乗る予定の電車はアーグラーに止まらないみたいだぞ」

この日は20時頃にアーグラー発の夜行電車に乗り、ヒンドゥー教の聖地バラナシに向かうつもりだった

電車は日本で予約しており、そのことはリクシャーのおっさんにも伝えてあった

このままではバラナシに行けないから、近くの旅行会社に行って相談した方が良いと言われた

最初は騙して高いツアーを組ませようとしているのかもと思ったが、ネットで調べると確かに乗る予定の電車はアーグラーに止まらないことになっていた

ダイヤが変わったみたいだが、予約してあってもそのことは伝えられないらしい

電車に乗るためにはアーグラーからニューデリー側に1/4ほど戻ったところにあるマトゥラーという町に行く必要があるらしい

食事の後、地球の歩き方にも載っている日本語の通じる旅行会社に連れて行ってもらった

この旅行社で今後の旅行予定を話したところマトゥラーまでのタクシーで5000ルピー(10000円)、2日後のガヤ駅からガヤのホテルまでのタクシーで3000ルピーでどうかと言われた

言うまでもなく高すぎて却下なことに加え、ガヤ駅からホテルまで2km程度であることを知っていたので、この旅行社を全く信頼できなくなった

高すぎるからこんなお金払えないと言っていると、マトゥラーまでのタクシーのみで4000ルピーにはなったが、それでも高すぎる

ずっと交渉していたが、リクシャーのおっさんが「高いなら俺がマトゥラーまでの移動手段を用意するよ」と耳打ちしてくれたので、旅行社からは出ることにした

おっさんは、タクシーを手配するからタクシー代2000ルピー払ってくれと言ってくる

そんな金は無いから電車でマトゥラーまで行くと言うと、電車はいつ着くか分からないからやめた方が良いと言われる

それならリクシャーで連れて行ってくれと言うと、マトゥラー行きの高速道路をリクシャーで走ると捕まってしまうよと言われる

そこでおっさんからマトゥラー行きのバスを手配してやるから、それで行ったらどうだという案が出る

それであれば今日の観光代に加え、バスに乗せるお金も含めて1000ルピー+日本円1000円で良いと言われる

それなら合計1500ルピー程だし、おっさんにはチップを払うつもりだったので、その案で行くことにする


そんな感じで揉めていたら16時頃になってしまい、20時のマトゥラー発の電車に乗る余裕がなくなってきてしまった

マトゥラーまでは1時間以上は必要だということだったので、アーグラーでもう一つ観光する予定の場所を観るのは諦めることにした


おっさんにバスの発着所まで連れて行ってもらう

おっさんはバスの乗組員と交渉してくれている

その結果、30ルピーでマトゥラーまで行けることになった

乗組員は旅行者からぼったくれなかったからか、非常に落胆している様子がよく分かった


バスは古くて、ニューデリーでの炎上バスを見たことからも乗るのが少し怖くなる

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バスに乗る直前におっさんは80ルピーを渡してくれた

「このお金の余った分でご飯を食べなさい」

そういえば、おっさんとマトゥラーまでの移動手段を交渉している時に、残りのお金だと日本に帰るまでにほとんど食事ができないという旨のことを言っていた気がする

少しでも交通費を安くしてもらうための嘘だった

そのおっさんの純粋さと優しさに感動しつつバスに乗った

バスには地元の人がたくさん乗り込んでくる

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17時頃にバスは出発

20時のマトゥラー発の電車までは3時間ある

暇なのでGPSで現在地を確認していた

30分くらい進んだが、渋滞でまだ1/4も進んでいない

電車の時間が少し気になってくる

高速道路に乗ってからはGPSが繋がらなくなり、本当にマトゥラーに向かっているのかと不安になってくる

途中で鉄塔の頂上が炎上しているのが目に入ってきた

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送電線が地絡や短絡したのを除去できなかったんだろうか

それにしても二日連続で炎上を目の当たりにするとは、インドではそこら中でいろんなものが炎上しているということだろう

結局マトゥラー駅に到着した時には19時になっていた

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少し焦ったが、そんな心配は無用だった

なぜなら、乗る電車の出発予定が1:20になっていた

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5時間以上の遅延だ

インドでは電車は時刻通りに走らないと聞いていたが、日付が変わる程とは予想外だった

マトゥラー駅の待合室に向かうことにする

待合室は電車のクラス別に分かれていて、2ndクラスを予約していたので一番上の部屋に入れた

身なりからして駅にいる他の人たちとは違う


待合室から駅構内を眺める

牛が構内にいるのはこの駅だけだった

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待合室で時間を潰していると、他のバックパッカーから声をかけられた

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ロシア人のマキシムという人で、3週間のインド旅行の途中だという

自分は9日間の旅行だと言うと、かなりのショートトラベルだなと言われた

連休の感覚が日本とロシアでは全然違うらしい

彼も同じ電車でバラナシに行くとのことなので、一緒に行動することにした

マキシムとずっと話していると、ビール飲もうぜという話になった

時間は腐るほどあるのでビールを一緒に探しに行く

構内にはそこにも売っておらず、駅の外には店も無いので諦めるしかなかった

結局コーラで乾杯をすることになった

マキシムとずっと話していたところ、やっと1時になったので二人でプラットホームに向かった

そこで電光板を見ると、出発時間は2時になっていた

これには二人で笑うしかなかった

6時間遅れでようやく電車が到着

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車内で寝床を作ったらすぐに寝入ってしまった

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前日の夕食はクラッカーのみだったので、散歩しつつ朝ごはんを食べに行くことにする

ゴアに比べると緯度が高いので街を歩くのが心地よい

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ゴアでは見なかった自転車リクシャーや、馬リクシャーもいた

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食堂を眺めつつニューデリー駅前をフラフラしていたら、ある食堂に半強制的に引っ張り込まれた

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インド人はベジタリアンが多いので、食堂はベジタリアンとノンベジの店に分かれている

肉が食べたかったのだが、この店はベジタリアンの店だった

適当にトマトカレーとチャパティとコーヒーを注文した

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チャパティは薄いナンのようなもので、インドの国民食だ

ナンはお祝い事に食べるもので、普段はチャパティが良く食べられているらしい

トマトカレーは程よい甘味と酸味と辛味が効いてて、びっくりするほど美味しかった

インドにいる間で一番美味しかったのがこの時のトマトカレーとチャパティだった

トマトカレーとチャパティ2枚で40ルピー(80円)程度だったのに、コーヒーが30ルピーした

甘すぎて美味しくないコーヒーだったのにかなり高く感じる

だが、カレーの美味しさに非常に満足して、この店を後にする


地下鉄に乗ってクトゥブ・ミナールを見にいく

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クトゥブ・ミナールの最寄り駅でリクシャーと交渉し、連れていってもらう

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リクシャーは最初100ルピー(200円)を要求してくるが、値切れば割りと簡単に50ルピー程度にはなる

地元の人は更に半額以下なんだろう


クトゥブ・ミナールに到着

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入場料は外国人250ルピー

500ルピー札で払うとお釣りは200ルピーしかくれない

粘って手を出し続けると残り50ルピーを嫌々返してくれる


クトゥブ・ミナールは世界遺産で、インド最古のイスラム建築らしい

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中でも目玉は錆びない鉄柱で、建築された時代的にオーパーツなんだとか

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これには柱が立ってるなーというくらいの感想しかなかった


リクシャーに乗って駅に戻る

途中で運ちゃんが早くカメラを出せと言ってくる

何事かと思ったらバスが炎上していた

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運ちゃんは得意げに「面白いものが見れられただろう?」と言ってくる

「日本でこんなことが起きたら大事件になるよ」と答えると、「インドではよくあることさ」と返してくる

インドでバスに乗るのが怖くなった


次はインド門に向かう

ムンバイにもインド門はあったが、デリーのインド門はより大きい

駅からは2km以上あったが、歩いてインド門に近づいて行きたかったので、リクシャーは使わなかった

遠目にうっすらとインド門が見える

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歩いて行くとどんどん大きくなってくる

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インド門に着くと子供達がジャパニーズ!ジャパニーズ!とからかってくる

地球の歩き方を片手に持っていたせいでジャパニーズだとばれたんだろうか


インド門近くのパーアーナ・キーラも覗いてみることにする

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中をうろついていたら、休憩しているおばちゃん達がこっちを見て「あれは中国人かしら」というようなことを言っているのが聞こえる

ヒンディー語で話しているはずなのに、チャイニーズっぽい単語と雰囲気で何となく分かる気がしたが、自分がそう思い込んでるだけかもしれない


世界遺産のフユマーン廟にも行く

修学旅行生と一緒に入っていく

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フユマーン廟でも入場料に250ルピーを請求され、500ルピー払ったら200ルピーしか返してこなかった

当然残り50ルピーを返すまで粘る

自分の中でのタージ・マハルのイメージにそっくりで、わざわざ2時間離れたアーグラーまでタージ・マハルを見に行かなくてもいいかなという気分になる

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次にジャマー・マスジットに向かう

インドで最大のモスクで周りはイスラム教徒が多く住んでいる

ヒンドゥー教で牛は神聖な生き物なので食べるのはご法度だが、イスラム教徒には関係ないので牛肉を売っている

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インドでは牛肉を食べる人は少ないのでとても安いらしい

ジャマー・マスジットでも入場料に250ルピーを請求され、後は同じ流れだった

どこでもこの流れなのが面白くて、これ以降あえて入場料には500ルピー札を払うことにする

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次にラール・キラーに向かう

ラール・キラーはとても大きいのでジャマー・マスジットからでもうっすらと見える

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ラール・キラーは世界遺産で、世界史でも聞いたことのあるシャー・ジャハーンが建てたらしい

この日は月曜日で休みだが、せっかくなので外見だけでも見にいく

歩いてムガール・キラーまで近づくが、大通りを挟んでいて自分で渡るのが難しかったので、自転車リクシャーに連れていってもらう

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20ルピーで連れていってもらうように交渉したが、降りるときに20ルピーじゃ足りないと文句を言ってきた

揉めてたら警察が近づいてきて仲裁してくれた

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赤い城が夕焼けで更に赤く輝いていて綺麗だった

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観光に疲れたのでホテルに帰ろうと思い、街中を歩きつつ地下鉄を目指す

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地下鉄の場所が非常に分かりにくく、人に場所を聞いたりして1時間くらい探してやっと駅を見つけた

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だが、通勤時間帯と重なってしまったのか窓口は人で溢れている

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地下鉄に乗るのを諦めて、リクシャーでホテルに帰る

リクシャーは個人ごとに移動できる領域が決められているので、一度乗り換えをする

2回分リクシャーを使ったのでホテルまで100ルピーもした


ホテルで少し休んだ後に、晩ごはんを食べに行く

レストランまでの商店街はかなり混んでいた

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どうやらたまたまお祭りの日だったらしい

スリが多く、ポケットを触られてゾッとすることが何回かあった

レストランに到着

レストランは地球の歩き方にも載っているタンドリーチキンの名店だ

昼ごはんを食べていなかったので、タンドリーチキンとビールが体にしみる

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合計700ルピー

インドの物価からすると考えられない位高いが、お釣りはまともに返してくれた

観光客向けの高級店だったんだろう


レストランを出ると祭りは終わっていた

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道にはゴミが溢れている

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少し飲み足りないのでホテルに向かう途中でビールを買おうとする

インドにはコンビニが無いため、個人商店を探す必要がある

かなり探したが、19時なのに飲食品店はどこもお店が閉まっている

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後で聞いた話だが、祭りの日なので店を閉めるのが早かったらしい

しょうがないのでホテルのルームサービスでビールを注文する

1本200ルピーと言われたが、高いから1本だけくれというと2本で300ルピーにしてくれた

ホテルのルームサービスすら交渉が必要だとは、インド人は本当に商魂たくましい

ホテルのボーイに、栓抜きが無いので開けてくれとお願いすると、プラスチックの櫛で見事に開けてくれる

それに感動して50ルピーものチップを渡してしまった

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ビールを飲みつつテレビを見るとハットリくんがやっていた

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インドドラマは内容は分からなかったが、チープさが何だか面白かった

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この日は酔っ払ってそのまま寝てしまった
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